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決断が遅くなったと感じたら要注意。判断疲れをAIで軽くする、現役SEの実践法

こんにちは。
52歳・現役のシステムエンジニアとして働いているマーコットです。
ITコンサルやPMの経験を活かしながら、在宅中心で仕事を続けています。

最近、
「前ほど追い詰められていないはずなのに、なぜか動けない」
そんな感覚を覚えることはありませんか。

実はこれ、年齢や気合いの問題ではありません。
判断の数が増えすぎたことで起きる「判断疲れ」が原因です。

この記事で分かること
  • なぜ40代・50代になると、決断が重く感じやすくなるのか
  • 休んでいるのに回復しない理由と、やってはいけない対処法
  • AIを使って「判断の前段」を軽くし、頭の余白を取り戻す方法
目次

「前ほど追い詰められていないのに、なぜか動けない」

実は少し前、私自身がこんな失敗をしました。

ある平日の夕方。
重要でも緊急でもない社内メールの返信を、
「あとでちゃんと書こう」と思いながら放置していたのです。

状況としては落ち着いていました。
炎上案件でもなく、上司から急かされてもいない。
それでも、文面をどう書くか決めるのが妙に重い

判断としては「後回し」。
結果として、翌日、さらに翌日へと延びていきました。

結局、そのメールは3行で済む内容でした。
書き始めてしまえば、5分もかからなかったはずです。

このとき、はっきり気づきました。
能力が落ちたのではなく、
判断を下すための余力が残っていなかったのだと。

もしあなたにも似た感覚があれば、
まず知っておいてほしいことがあります。

それは、サボりでも能力低下でもない、ということです。

判断疲れの正体は「脳の空き容量不足」

判断疲れとは、能力の低下ではなく、判断の総量が脳の処理限界を超えた状態です

私たちの脳には、
1日に使える「決断チケット」があると考えてみてください。

40代・50代になると、このチケットの消費量が一気に増えます。

  • 仕事:自分の業務、部下の承認・相談、トラブル判断
  • 家庭:親の介護、子どもの進路、住まいやお金
  • 将来:健康、老後、働き方や副業

「判断しなければならない場面」そのものが、
若い頃とは比べものにならないほど増えているのです。

その結果、

  • 判断力が落ちたように感じる
  • 決断が重くなる
  • 行動が遅くなる

といった状態に陥ります。

これは年齢の問題ではありません。
脳が「これ以上は処理できない」と出しているSOSです。

虹野ネオン

最近さ、前ほど大変じゃないはずなのに、
なんでこんなに決めるのが重いんだろ……?

海野しずく

それは判断力が落ちたからじゃないわ。
仕事や家庭、将来のことまで「判断の数」が増えすぎて、
脳の空き容量が足りなくなっているだけ。
年齢の問題じゃなく、脳が出しているSOSなのよ。

回復のために「やってはいけないこと」

疲れたとき、多くの人がやってしまうのが、
スマホを何となく眺めることです。

一見、休んでいるように見えますが、
SNSやニュースは情報の洪水です。

  • この投稿を見るか
  • スクロールするか
  • 記事を読むか

私たちは無意識のうちに、
細かな判断を繰り返しています。

問題は、情報の内容ではありません。
判断が一つも減っていないことです。

休んでいるつもりでも、
脳はずっと「選び続けている」。
だから回復しません。

人は「判断」を減らすと回復する

判断疲れの回復条件は、休むことではなく、判断の回数を減らすことです。

余裕のある人ほど、
すべてを自分で判断しません。

  • 決める前に情報を整理する
  • 判断を仕組みに任せる
  • 人やツールに相談する

ここで大切なのは、
判断を放棄することではありません。

判断する前の整理を、自分一人でやらない
それだけで、脳の負担は大きく下がります。

【要注意】やってはいけないAIの使い方(NG例)

よくある失敗例があります。

❌ NG例

「仕事がうまくいきません。どうすればいいですか?」

これでは、AIも困ります。
返ってくるのは、

  • 優先順位をつけましょう
  • 休憩しましょう
  • 前向きに考えましょう

といった、正論だけ。

これでは判断疲れは減りません。
むしろ「考える材料」が増えて逆効果です。

AIは「船長」ではなく「水先案内人」

ここで一度、AIとの付き合い方を整理しておきましょう。

AIは、あなたの人生の「船長」ではありません。
AIは、判断前の情報を整理する水先案内人です。

選択肢を洗い出し、
状況を整理し、
判断しやすい形に整える。

最終的に舵を切るのは、あなた自身です。

【コピペOK】判断疲れを減らす司令塔プロンプト

頭が重いな、と感じたら、
以下をそのままAIに貼り付けてください。

👉 この枠内をすべて選択してコピーし、ChatGPTに貼り付けて使えます

今、以下のことで迷っています。

【気になっていること】
(ここに、悩みを箇条書きで書き出す)

【お願い】
目的は、「今日やるべきことを整理して、頭を軽くすること」です。
私の代わりに、以下の3つに仕分けして表で整理してください。

・今すぐ決める必要があるもの
・今日やらなくていいもの(後回しOK)
・考えなくていいもの(気にしすぎ)

このプロンプトの目的は、
正解を出すことではありません。

「決める前の整理」を肩代わりさせることです。

状況によって、AIの「役割」は変わります

この記事は、判断が重くなり始めた平常時向けです。

もし、

  • トラブル対応の最中
  • 何から手をつけるか分からない
  • パニックに近い

状態であれば、
AIに「司令塔役」を任せる使い方が向いています。

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平常時はナビゲーター、
非常時は司令塔。
役割を使い分けることが大切です。

ここまで読んで、気になる点について(Q&A)

Q1. これってスマホだけでもできますか?

はい、できます。
むしろ、考える作業ほどスマホ向きです。

Q2. 無料版のAIでも大丈夫?

問題ありません。
整理・仕分け用途なら無料版で十分です。

Q3. AIに頼りすぎて、考えなくなりませんか?

逆です。
どうでもいい判断を手放すことで、本当に考えるべきことに集中できます。

まとめ:判断疲れは「能力」ではなく「負荷」の問題

判断疲れは、怠けでも能力低下でもありません。
判断の量が脳の処理限界を超えた結果です。

回復のポイントは、頑張ることではなく、
判断の回数を減らすこと

AIは答えを出す道具ではありません。
判断前の整理を助け、
あなたの判断力を守るための味方です。

どうでもいい判断を手放し、
本当に大切なことに、
脳の余白を使っていきましょう。

虹野ネオン

全部一人で抱えなくてよかったんだね。

海野しずく

ええ。
今回あなたはもう十分に考えてきたわ。
これからは“任せる判断”を増やすだけで良いのよ。

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AIは、答えを急ぐための道具ではなく、
あなたの心を守るための味方です。

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この記事を書いた人

マーコットのアバター マーコット 52歳SE|AI水先案内人

52歳の現役システムエンジニア。
「定年まであと少し…」という安住の選択を捨て、AIの可能性に向き合っています。

30年のIT経験から、はっきり言えることがあります。
AIは若者だけのものではありません。40代・50代の「経験値」こそが、最大の強みになります。

専門用語はできるだけ使わず、セキュリティにも配慮。
知識ゼロから始める“大人のAI活用”を、同じ目線で丁寧にナビゲートします。

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