MENU

理不尽な怒号に傷つかないために。AIを「防波堤」にして、クレーム対応の恐怖を9割減らす方法

こんにちは。
52歳、現役SEのマーコットです。

パソコンやスマホの通知音が鳴り、
件名を見た瞬間に、心臓が「ドクン」と跳ねる。

差出人は、先日対応した取引先。
件名は──
「【至急】進捗状況のご確認」

この瞬間、
ベテランになった私たちでさえ、胃のあたりがキリキリしませんか。

40代・50代になると、
仕事のミスそのものよりも、
そのあとに向けられる「相手の怒り」や「圧のある言葉」
心がすり減っていくことが増えてきます。

  • メールを開くのが怖い
  • きつい言葉を読むだけで、どっと疲れる
  • 人格まで否定された気がしてしまう

そう感じて、
画面を閉じてしまいたくなるあなたへ。

今日は、
AIを「心の防波堤」代わりに使って、クレーム対応の負担を大きく減らす方法をお伝えします。

虹野ネオン

うぅ…クレームのメールって本当に怖いよ〜。
「プロとしての自覚はあるんですか?」みたいに、
丁寧だけど刺さる言い方されると、余計につらいよ…。
怖くて中身を読む気になれない…。

海野しずく

大丈夫よネオン。
その「トゲのある言葉」を、私たちが直接読む必要はありません。
今日はAIに先に読ませて、毒を抜いてもらう方法を学びましょう。

目次

なぜ、クレーム対応はこんなに疲れるのか

私たちが本当に消耗している原因は、
トラブルの内容そのものではありません。

問題なのは、そこに乗っかってくる
感情のこもった言い回しです。

たとえば──

  • 「再三申し上げておりますが」
  • 「御社の管理体制には疑問を抱かざるを得ません」
  • 「今後の取引についても検討が必要です」

これらは、
単なる業務連絡というよりも、
読む側の心を削るプレッシャーの言葉です。

まじめな人ほど、
「自分が悪いんだ」
「信用を失ったかもしれない」
と、必要以上に自分を責めてしまいます。

でも、その毒を、あなたが直接飲む必要はありません。

AIに「毒見役」を任せる

ここでAIの出番です。

AIには感情がありません。
どんなに冷たい言葉を投げられても、動じません。

やることは、とてもシンプルです。

怖いメールを、あなたの代わりにAIに読ませる。
そして、感情を取り除いて「事実」だけにしてもらう。

これだけで、
クレーム対応のしんどさは驚くほど軽くなります。

【重要】AIに渡す前の「安全ルール」

ひとつだけ、必ず守ってほしい大切なルールがあります。

お客さまの名前や会社名、電話番号などは、
そのままAIに入れないこと。

これは、情報を守るための基本です。

メールをコピーする前に、
次のように書き換えてください。

  • 名前 →「A様」「顧客」
  • 会社名 →「B社」
  • 電話番号 → 削除

ほんのひと手間ですが、
これが安心してAIを使うための大切なポイントです。

あわせて読みたい
【SE視点で解説】会社にバレる?情報漏洩は?初心者が絶対知っておくべき「AIの安全装置」の話 「会社のPCでAIを使ったらバレる?」「入力した情報は漏れない?」そんな不安を持つ初心者向けに、現役SEがAIの仕組みとリスクを解説。会社や自分を守るために必ず知っておきたい、AIの安全装置と具体的な対策を紹介します。
虹野ネオン

え〜、毎回名前消すの?
「覚えないでね」って言うだけじゃダメ?

海野しずく

ダメよ。
うっかりは誰にでもあります。
このひと手間こそ、大人のAIの使い方なんです。

【コピペでOK】感情を取り除く指示文

準備ができたら、
次の文章をそのままAIに貼り付けてください。

▼ メンタルを守るための指示文

あなたは冷静な秘書です。
これから貼り付けるメールは、顧客からのクレームです。
(名前や会社名はすべて置き換え済みです)

感情的な言葉や、きつい表現が含まれています。
私はそれらを直接読みたくありません。

お願い
メールの内容から、
・感情的な言い回しをすべて除き
・「事実」と「相手の要望」だけを
箇条書きでまとめてください。

【対象のメール】
(ここに本文を貼る)

実際にどう変わるのか

たとえば、
読むだけで胃が痛くなる、こんなメールがあったとします。

(原文・一部)

再三のご連絡となり恐縮ですが、
依頼していた資料が確認できておりません。
プロとして納期を守るのは最低限のマナーではないでしょうか。
御社の管理体制には疑問を抱かざるを得ません。
至急、現状の報告をお願いします。
Aより

これをAIに通すと、こうなります。

(AIによる整理後)

  • 依頼していた資料が未着である
  • 納期遅延について状況説明を求めている
  • 今後の対応について確認したい意向がある

どうでしょうか。

心に刺さる言葉は消え、
「やること」だけが残りました。

これなら、冷静に対応できますよね。

虹野ネオン

すごい!
怖かったメールが、ただの作業メモみたい!
これなら落ち着いて読めるよ!

海野しずく

そうよね。
AIは、感情と距離を取るための道具でもあるのよ。

まとめ:心を守るのも、仕事のうち

今回のポイントです。

  • つらさの正体は「感情のこもった言葉」
  • AIに感情を取り除いてもらい、事実だけを見る
  • 名前や会社名は必ず消してから使う

AIは、
返信文を書くためだけの道具ではありません。

あなたの心を守る「盾」や「防波堤」としても使えます。

怖いメールが来たら、
まずはAIに渡してください。
あなたが原文を読む必要はありません。

私たちの一番の資産は、
スキルよりも、健やかな心です。

AIを味方につけて、
長く、無理なく、仕事を続けていきましょう。

💡 あわせて読みたい|AIで「心を守る」関連記事

クレーム対応以外にも、
仕事のプレッシャーから心を守るためのAI活用法は、状況ごとに使い分けることができます。

「今の自分の状態」に一番近いものを、選んでみてください。

▼ 頭が真っ白になってしまったら

トラブル直後で、
考えがまとまらない/感情が先に出てしまいそうな時はこちら。

AIを「壁打ち相手」にして、
気持ちを落ち着かせ、冷静さを取り戻す方法を紹介しています。

あわせて読みたい
トラブル対応でパニックになる前に。AIを「壁打ち相手」にしてメンタルを守る方法 仕事のトラブルで頭が真っ白になったとき、いきなり解決策を考える必要はありません。AIを「答えを出す道具」ではなく「壁打ち相手」として使い、感情を整理して冷静さを取り戻す実践的な方法を紹介します。

▼ そもそも「どこから手をつけるか」迷ったら

火の粉があちこちに飛んでいて、
何から対応すればいいのか分からない状態の時はこちら。

AIに「司令塔」役を任せて、
優先順位を整理し、生存率を上げる方法です。

あわせて読みたい
プロジェクト炎上時「何から手をつけるか」分からないあなたへ|AIに『司令塔』を任せて生存率を上げる方法 プロジェクト炎上時に「何から手をつければいいか分からない」状態から抜け出す方法を解説。AIを司令塔として使い、優先順位を整理する実践的な仕事術を紹介します。

▼ 断りづらい返信を書く必要が出てきたら

クレーム対応のあとは、
言いにくいことを、相手を刺激せずに伝える場面も増えます。

「NO」を角を立てずに伝えるための、
AIを使ったメール作成術はこちら。

あわせて読みたい
文章が苦手な私でも。AIと一緒に「断りにくい依頼を断るメール」を30秒で作ってみた話 「ちょっと直すだけ」と言われる断りにくい依頼に、どう返せばいいか悩んだ経験はありませんか。文章が苦手でも、AIに状況を渡すだけで、角の立たないお断りメールを短時間で作れる実践的な方法とプロンプトを紹介します。

※ 今すべてを読む必要はありません。
「今の自分に一番近い状態」の記事を、ひとつだけ選んでください。
AIは、答えを急ぐための道具ではなく、あなたの心を守るための味方です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

マーコットのアバター マーコット 52歳SE|AI水先案内人

52歳の現役システムエンジニア。
「定年まであと少し…」という安住の選択を捨て、AIの可能性に向き合っています。

30年のIT経験から、はっきり言えることがあります。
AIは若者だけのものではありません。40代・50代の「経験値」こそが、最大の強みになります。

専門用語はできるだけ使わず、セキュリティにも配慮。
知識ゼロから始める“大人のAI活用”を、同じ目線で丁寧にナビゲートします。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次