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AIの答えがズレる人へ。ChatGPT・Claude・Geminiの返答が変わる「伝え方」3つのコツ

「質問したのに、なんかズレた答えが返ってくる」

AIを使い始めたころ、そんな経験をした方は多いと思います。
私もそうでした。「こんな感じで教えてほしい」と思っていたのに、
返ってくるのは長すぎる文章だったり、的外れな提案だったり。

でも、原因はAIの性能じゃなかった。伝え方の問題でした。

今回は、ChatGPT・Claude・Geminiなど主要AIへの「伝え方」を少し変えるだけで、返答の質がぐっと上がった体験をまとめます。専門知識は不要です。意識するポイントは3つだけです。

虹野ネオン

最近ChatGPTを使ってみたんですけど、答えがなんかズレてて…。
使い方が悪いのかなって…。

海野しずく

それ、AIの問題じゃないかも。
伝え方に少し手を加えるだけで、ずいぶん変わりますよ。

目次

①「自分は誰で、何をしたいか」を先に伝える

AIは、前提を知らない状態で答えを出します。何も伝えなければ、相手が誰なのかも、何のために使いたいのかも、すべて「推測」して回答します。

たとえばこんな質問をしたとします。

「メールの文章を改善してください」

ChatGPT・Claude・Geminiのどれを使っても、「どんなメールか」「誰に送るのか」「どんなトーンにしたいか」を知らなければ、ありきたりなビジネス文に直されておしまいです。

これを少し変えるだけで、返答が変わります。

「40代の会社員です。取引先に納期変更をお願いするメールを書いています。謝罪を入れつつ、相手に不安を与えない書き方にしたいです。以下の文章を改善してもらえますか?」

背景と目的を先に伝える。 それだけです。「自分は誰か」「何のために」この2点を冒頭に置くだけで、AIの返答がぐっとほしいものに近づきます。

②「どんな形で返してほしいか」を言う

ChatGPTもClaudeもGeminiも、聞かれた内容に対して「丁寧に、詳しく」答えようとします。でも、こちらが欲しいのは「箇条書きで3つだけ」だったりする。

そのすれ違いを防ぐには、出力の形を最初に指定するだけです。

指定例使い所
「箇条書きで5つにまとめて」ざっと整理したいとき
「200字以内で要点だけ」手短に確認したいとき
「初心者にもわかる言葉で」難しい内容を噛み砕いてほしいとき
「表形式で比較して」選択肢を見比べたいとき

この一行を足すだけで、返ってくる文章の「使いやすさ」が変わります。ChatGPT・Claude・Gemini、いずれのサービスでもこの指定は有効です。

③「まとめて聞く」と「順番に聞く」を使い分ける

虹野ネオン

まとめて聞いた方がいいのか、順番に聞いた方がいいのか…どっちなんだろう?

海野しずく

目的によって違うの。関連する質問はまとめた方が効率的。
前の答えを受けて次が決まる場合は、順番の方がかみ合うわ。

ここが少し悩むポイントかもしれません。

ChatGPT・Claude・Geminiなどを使っていると、「何回も聞くのは効率が悪い」と感じることがあります。実際、関連する質問をまとめて1回で送ることで、使用回数を抑えることができます。
(Claudeの使用量節約については「Claudeの使用量を節約する5つの方法」もご参考に。)

たとえば「料金は?」「ChatGPTと何が違う?」「どちらが向いてる?」という3つの質問は、まとめて1回で送る方がスムーズです。

一方で、前の答えを受けてから次を聞く必要がある場面では、まとめない方がうまくいきます。

たとえばこんな流れです。

1回目:「このプレゼン資料の構成を3パターン提案して」
→ AIが3案を返してくる
2回目:「このうち2番目の案で、各スライドの中身を具体的に書いて」

この場合、最初から「3パターン出して、そのうちの2番目を詳しく書いて」と送っても、AIはまだ「2番目がどの案か」を知らないので、かみ合わない答えになりやすい。

まとめる: 同じテーマの独立した質問が複数あるとき
順番に聞く: 前の答えを踏まえて次の話が決まるとき

この使い分けは、ChatGPT・Claude・Geminiどのサービスでも共通です。

実際に変わったやりとりの例(Before / After)

Before(うまくいかないパターン)

「転職について教えてください」

返ってきたのは、転職のメリット・デメリットや転職市場の概況など、汎用的な情報の羅列でした。知りたかったことではありませんでした。

After(伝え方を変えたパターン)

「50代・SE職です。今の会社で働き続けるか、転職するかで迷っています。社内での立ち位置を変えることを先に考えた方がいい、という意見もよく聞きます。実際のところどう判断すればいいか、視点を3つ挙げてもらえますか?」

ChatGPT・Claude・Geminiのいずれで試しても、「年齢・職種・判断基準」を踏まえた具体的な視点が返ってきました。伝え方を変えただけで、答えの質が変わります。

答えを鵜呑みにしない、という大前提

最後に一点だけ。

伝え方を工夫しても、AIの答えは「必ず正しい」わけではありません。ChatGPTでも、Claudeでも、Geminiでも、これは変わりません。特に数字・法律・医療・最新情報は、別途確認する習慣を持っておくことをおすすめします。

AIは「考えを整理してもらう相手」「たたき台を作ってもらう相手」として使うのが、40代・50代には特に合っていると感じています。最終的な判断は自分でする。その前提があれば、AIとのやりとりはぐっと楽になります。

虹野ネオン

3つ意識するだけでいいなら、今日から試せそう!

海野しずく

一度に全部やろうとしなくて大丈夫。
まず①の背景を伝えることだけ試してみて。それだけでも変わるから。

まとめ

ChatGPT・Claude・Geminiへの伝え方を変えるポイントは、この3つです。

  1. 背景と目的を先に伝える(自分は誰で、何をしたいか)
  2. 出力の形を指定する(箇条書き・字数・難易度など)
  3. まとめて聞く/順番に聞くを使い分ける(前の答えに依存するかどうかで判断)

ツールを変えなくても、伝え方を少し変えるだけで返ってくる答えが変わります。難しいことではないので、次の質問から一つだけ試してみてください。

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この記事を書いた人

マーコットのアバター マーコット 52歳SE|AI水先案内人

52歳の現役システムエンジニア。
「定年まであと少し…」という安住の選択を捨て、AIの可能性に向き合っています。

30年のIT経験から、はっきり言えることがあります。
AIは若者だけのものではありません。40代・50代の「経験値」こそが、最大の強みになります。

専門用語はできるだけ使わず、セキュリティにも配慮。
知識ゼロから始める“大人のAI活用”を、同じ目線で丁寧にナビゲートします。

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